ゼロエンタープライズ、零戦のエンジン始動テストを実施

ゼロエンタープライズ、零戦のエンジン始動テストを実施

ニュース画像 1枚目:海上自衛隊鹿屋基地ハンガーの零戦22型。ニューギニアで発見された残骸をもとに新造された機体で、エンジンはP&W R1830。
© ゼロエンタープライズ・ジャパン
海上自衛隊鹿屋基地ハンガーの零戦22型。ニューギニアで発見された残骸をもとに新造された機体で、エンジンはP&W R1830。

ゼロエンタープライズ・ジャパンは、鹿児島県の海上自衛隊鹿屋基地で、2015年7月7日に、零戦22型のエンジン始動テストを実施しました。

この零戦22型は「零戦里帰りプロジェクト」として、2014年11月5日にゼロエンタープライズ・ジャパンが日本に入国させた機体で、現在4機ある飛行可能な零戦のうちの1機です。

アメリカから輸送するため、エンジン部と、主翼・中央胴体、後部胴体に3分割されていましたが、FAA公認整備士資格を持つデイビッド・アレン氏をアメリカから招聘し、約8日間で再組み立てし、エンジンとプロペラの不具合を確認するためにエンジン始動テストを実施しました。

ゼロエンタープライズ・ジャパンでは、終戦70周年の今年に日本で飛行できるよう関係官庁との調整を進めています。また、飛行資金調達のためファンクラブやサポートクラブの会員、企業からの寄付を募っています。

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