JALグループは仙台市若林区荒浜、名取市で進められている「東北コットンプロジェクト」に参画、震災の被害を受けた農地と農業の再生に協力する。仙台空港周辺の仙台市若林区荒浜、名取市では津波による塩害で稲作ができない農地が多く、この農地を活用して塩害に強い綿花を育て、農地の再生をめざす。参加各社は農業の再生から、紡績、商品化、販売までを手がけ、震災復興をめざす。
JALでは機内誌で、「東北コットンプロジェクト」の取り組みを紹介。綿花栽培の手伝い、綿花畑の訪問ツアーの開催をはじめ、製品を空港ラウンジや機内ファブリックとして採用する。また、プロジェクトのロゴは特別塗装機「JALエコジェット・ネイチャー」、機体番号(レジ) 「JA8984」に塗装し、広く伝える。