エンブラエル、KC-390初号機の納入を約2年後倒し 2018年前半を計画

エンブラエル、KC-390初号機の納入を約2年後倒し 2018年前半を計画

ニュース画像 1枚目:エンブラエル KC-390
© Embraer
エンブラエル KC-390

ブラジルのエンブラエルは2015年7月30日、開発中の新型軍用輸送/空中給油機KC-390について、初号機の納入が2018年前半におよそ2年、後倒しにすると発表しました。エンブラエルが発表した2015年第2四半期の決算とあわせて明らかにしました。

初飛行は2015年2月に実施しており、2016年にも納入を見込んでいましたが、開発プログラムも遅らせ2015年第3四半期から18カ月から24カ月をかけて試験飛行キャンペーンを展開し、2017年第2四半期にも認証を獲得する計画です。

KC-390は、ペイロード20トンクラスのジェット双発戦術輸送/空中給油機で、ブラジル空軍のC-130の後継機として28機を発注し、開発が進められています。エンジンはIAE製のV2500-E5とA320ファミリーに搭載されているエンジンと同じものを搭載し、C-130の後継機の座を狙い、世界への販売も展開しています。

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