CH-46シーナイト、ラストフライト後にスミソニアン博物館入り

CH-46シーナイト、ラストフライト後にスミソニアン博物館入り

ニュース画像 1枚目:ベトナム戦争当時のフィールド・グリーンに塗り直されたCH-46E「153369」
© U.S. Marine Corps
ベトナム戦争当時のフィールド・グリーンに塗り直されたCH-46E「153369」

アメリカ海軍・海兵隊で使用されてきたCH-46シーナイト・ヘリコプターの退役セレモニーが、2015年8月1日、アメリカ・バージニア州のスミソニアン航空宇宙博物館スティーブンF.ウドバー・ハーゼイ・センターで開催されます。

CH-46は、1960年前後にバートルが開発したタンデムローター方式の双発輸送ヘリコプターで、日本では同型のKV-107 IIが川崎重工でライセンス生産され陸海空自衛隊で使用されました。アメリカ海軍は艦隊への輸送ヘリ、海兵隊は上陸作戦の強襲ヘリとして1960年代半ばから50年間以上使用してきました。

退役セレモニーでは、第774海兵中型ヘリコプター飛行隊(HMM-774)のCH-46Eと、後継機のMV-22Bオスプレイが飛行します。CH-46はこれが最後の飛行となり、愛称のPhrog(Frog : カエル)に引っ掛けて「Last Hop」としています。飛行したCH-46はベトナム戦争時代のカラーリングで、同博物館に展示されます。

なお、スミソニアン航空宇宙博物館スティーブンF.ウドバー・ハーゼイ・センターはワシントン・ダレス国際空港に隣接しています。

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