三菱航空機は2015年8月3日、アメリカ・ワシントン州シアトルの米国三菱航空機の技術部門としてシアトル・エンジニアリング・センター(SEC)を開設しました。航空機産業の一大集積地、シアトルに開発拠点を設け、航空機開発のエキスパートの知見を最大限に活用し、MRJの開発を加速するねらいです。
SECは、シアトルに拠点を置くAeroTECと協働し、適合性証明活動を加速し、2016年第2四半期から実施するモーゼスレイクでの飛行試験の支援に迅速な対応を行います。SECには、地元を中心に約100名のエンジニアを採用し、日本から派遣する約50名のエンジニアと合わせ、約150名で運営します。