アエロフロート航空は2015年9月10日、トランスアエロ航空の統合に向けた手続きを開始していると表明しています。この期間中、ロシア連邦航空輸送局(RosAviation)とアエロフロートは、トランスアエロ航空の航空券を保有する旅客の輸送を保証するとも発表しました。また、トランスアエロ航空は引き続き航空券の販売を継続し、乗客は目的地へ輸送されます。
アエロフロートはロシアで最大の航空会社で、 2014年の旅客数は2360万人、子会社を含むアエロフロート・グループの旅客数は3470万人でした。
なお、2015年1月から7月でみると、アエロフロートの旅客数は1460万人超、トランスアエロ航空は755万人で、ロシアでは1位と2位の航空会社の合併となります。これにより、3位のS7航空の453万人、4位のUTエアの314万人と輸送規模や旅客数で大きく差が開くこととなります。