JTA、737-800でGogoの機内インターネット採用 高速・大容量の2Ku

JTA、737-800でGogoの機内インターネット採用 高速・大容量の2Ku

ニュース画像 1枚目:日本トランスオーシャン航空が導入する737-800の機内
© Boeing
日本トランスオーシャン航空が導入する737-800の機内

日本トランスオーシャン航空(JTA)は、2016年1月以降に導入を開始する新機材、737-800にGogoの衛星接続サービスを利用し、機内インターネット・サービスを提供します。Gogoが2015年9月29日に発表したもので、GogoはKuバンドより速度の速い2Kuを提供します。

Gogoは現在までに2Kuバンドで8社、550機超の契約を獲得しています。同社は現在、2Kuの飛行試験を数週間にわたり実施しており、その結果は想定以上の結果が得られているとコメントしています。特に、見込み速度や容量の送信を想定より少ないコストで実現できるとしています。

2Kuは、生放送のテレビ番組を配信できる高容量、高速の帯域でサービスを提供でき、信頼性も高いとされており、Gogoは2016年に「Gogo TV」サービスも開始する予定です。この2Kuは、アエロメヒコ航空で機体への装備を完了、ヴァージン・アトランティックで進行中の状況で、このほかエア・カナダ、デルタ航空、ゴル航空、ユナイテッド航空にも採用されています。

なお、日本航空(JAL)はKuバンドを採用しており、すでに機内インターネットサービスを提供しています。JTAは737-800を2016年1月ごろに初号機を受領し、計12機を導入する方針です。

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