陸上自衛隊、10月末から北部方面隊の協同転地演習を実施 航空機2機が参加

陸上自衛隊、10月末から北部方面隊の協同転地演習を実施 航空機2機が参加

陸上自衛隊は2015年10月20日(火)から11月17日(火)まで、北部方面隊による西部方面区への協同転地演習を実施します。演習は転地先まで移動する「長距離機動訓練」と転地先での訓練の2部に分かれており、長距離機動訓練の往路が10月20日(火)から11月1日(日)まで、転地先での演習が11月1日(日)から11月8日(日)まで、機動訓練の復路が11月8日(日)から11月17日(火)までとなります。

この演習は、北海道を所管する北部方面隊が、九州地方と沖縄県を所管する西部方面隊の西部方面区への転地演習を実施し、長距離機動に必要な統制・調整能力の向上を図る目的で実施されます。

転地先では、熊本県の大矢野原演習場、鹿児島県の霧島演習場、種子島、奄美大島、徳之島、沖永良部島、沖縄県の宮古島などでの「西部方面隊実動演習」に加り、北部方面隊の即応性の向上を図ります。

参加部隊は、旭川駐屯地に拠点を置く第2師団、帯広駐屯地に拠点を置く第5師団、北千歳駐屯地に拠点を置く第1特科団のほか、北部方面施設隊、北部方面通信群、第1電子隊などで、人員約1,600名、戦車5両と自走榴弾砲3門を含む車両500両、航空機2機が参加します。

期日: 2015/10/20 〜 2015/11/17
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