海自C-130Rに問題発生 米空軍横田基地の整備士がヘリで急行

海自C-130Rに問題発生 米空軍横田基地の整備士がヘリで急行

ニュース画像 1枚目:整備を終えた日米の整備士たち
© 374th Maintenance Group
整備を終えた日米の整備士たち

2015年10月8日、アメリカ空軍横田基地の第374整備群(374AMXG)の整備士3名が、海上自衛隊からのC-130R輸送機に関する支援要請に即座に対応し、ヘリで厚木基地へ急行して整備方法の教習を行いました。

374AMXSの計器・操縦システム担当のマイケルS.ヒルトン技能軍曹は「海自のC-130Rは燃料の残量を正確に表示していなかった。これでは安全に飛行できない」と話しています。海自が使用している検査機器ではC-130Rの残燃料を計れないため、計器の校正ができなかったからです。

374 AMXGの整備士が持参した検査機器を使用してすぐに問題点を洗い出し、検査機器の使用方法などの教習を行いました。ヒルトン技術軍曹は「彼らはC-130の経験が浅いものの、航空機に関する知識が豊富で飛ばすことに情熱を持っている」と感想を話しています。海上自衛隊側もアメリカ空軍の迅速な対応に感謝したとのことです。

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