三菱航空機、三菱重工業は2015年10月23日(金)、次世代リージョナルジェット機のMRJの初飛行について、当初予定の10月26日(月)から10月30日(金)の期間中に実施する計画を延期し、11月9日(月)の週に実施すると決定しました。操舵用ペダルの改修が必要になったと説明しています。
MRJは10月19日に、走行試験を実施していますが、まだ高速走行試験を実施しておらず、初飛行へ向けたステップとしては延期により、安全性をさらに高めることができると見られます。
なお、三菱航空機では10月26日の週前半に飛行許可取得に向け、国土交通省の飛行前審査を受審します。これで許可を取得し、高速走行試験、さらにその評価などを行い、初飛行に備えるとしています。