アメリカ陸軍はAH-64アパッチに搭載するため、BAEシステムズの先進精密破壊ウエポン・システム(APKWS)レーザー誘導ロケット弾を、初めて導入しました。BAEシステムズが、2015年10月13日に発表しました。
APKWSは、無誘導の2.75インチ・ロケット弾をセミ・アクティブ・レーザー誘導可能にしたもので、高精度でまきぞえ被害の低いことが特徴です。また、既存の機器やインフラが利用可能で、各種プラットフォームに搭載することができます。APKWSは当初アメリカ海軍の計画で、2012年から海兵隊が実際に使用しています。
APKWSはフル・レート生産開始から3年で、5,000ユニットが生産され、12機種以上のヘリコプターや固定翼機での使用が認証もしくは実証されています。
アメリカ陸軍はAPKWSロケット弾を、AH-64に搭載して現在進行中のイラクやアフガニスタンの作戦で使用することを計画し、最初は海軍が保有するものを譲り受けています。