GEアビエーション、T700/CT7エンジンの2万基目を納入

GEアビエーション、T700/CT7エンジンの2万基目を納入

ニュース画像 1枚目:アメリカ陸軍 UH-60 ブラックホーク
© U.S. Army / Sgt. Taresha Neal Joiner
アメリカ陸軍 UH-60 ブラックホーク

GEアビエーションは2015年11月5日、同社マサチューセッツ州リンの生産施設でT700 / CT7エンジン2万基目の納入記念式典を開催しました。このT700 / CT7エンジンは、1億飛行時間を記録しており、これも合わせて記念式典で祝いました。式典にはアメリカ陸軍、アメリカ海軍に加え、このエンジンを搭載するベル・ヘリコプター、シコルスキー、ボーイング、アグスタの関係者、GE社員と退職者の数百名が参加しました。

T700 / CT7エンジンはターボシャフト、ターボプロップエンジンで1960年代にアメリカ陸軍向けに、高い信頼性、メンテナンスの容易さを目指し、開発が始められました。1978年にUH-60ブラックホークで運用開始後、各機種に採用され、現在は50カ国、130以上の顧客がターボシャフト、ターボプロップエンジンのヘリコプター、固定翼機の15機種で運用しています。

ターボシャフトではシコルスキーのブラックホーク、シーホーク、ジェイホーク、ペイブホーク、H-92、CH-148やVIP輸送ヘリコプター、ボーイングのAH-64アパッチ、ベルのUH-1Yヒューイ、AH-1Zスーパーコブラ、214STスーパートランスポート、525リレントレス、カマンのSH-2Gスーパーシースプライト、NHインダストリーのNH90、アグスタのAW101、AW149などがあります。

CT7ターボシャフトでは、サーブ340、エアバス・ミリタリーのCN235やIAE CN235があり、リージョナル航空、VIP輸送、海上監視活動などで使用されています。

メニューを開く