米ポピュラーサイエンス誌、777Xを航空宇宙部門の2015年の優秀賞に選定

米ポピュラーサイエンス誌、777Xを航空宇宙部門の2015年の優秀賞に選定

ニュース画像 1枚目:ボーイングが開発を進める777X
© Boeing
ボーイングが開発を進める777X

科学と技術をテーマとするアメリカの月刊誌「ポピュラーサイエンス(Popular Science)」誌はこのほど、2015年の「ベスト・オブ・ワッツ・ニュー(Best of What’s New)」の航空宇宙科学カテゴリーのベスト10、最優秀を発表しました。

この中で、ボーイングが開発を進める777Xの主翼が選ばれました。炭素繊維を材料とした複合翼となる予定で、235フィート、約71メートルとなります。主翼に炭素繊維材が使われることで、燃費削減がさらに高まることが期待されているほか、その長さから現在の主要空港でも運用出来るように折り畳みできる主翼先端の機能が評価されました。

「ポピュラーサイエンス」は航空宇宙科学でボーイング以外に、静粛性や高度などからシコルスキーS-97レイダー、垂直離着陸ができ、オスプレイと同じくエンジンの向きを変え通常のジェット機と同様に飛行できるTRIFAN 600、太陽光を燃料として世界一周飛行に挑戦するソーラー・インパルス2なども選定しています。

■777X
■シコルスキーS-97レイダー
■TRIFAN 600
■ソーラー・インパルス2 ハワイ到着
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