HIS、年末年始の旅行動向 海外はハワイが4年連続で1番人気 国内は沖縄

HIS、年末年始の旅行動向 海外はハワイが4年連続で1番人気 国内は沖縄

ニュース画像 1枚目:先走り初夢フェア
© エイチ・アイ・エス
先走り初夢フェア

旅行会社のエイチ・アイ・エス(HIS)は2015年12月23日から2016年1月3日までの年末年始動向を発表、海外旅行は4年連続でハワイが1番人気、国内旅行は定番の沖縄本島、離島と発表しました。同社の販売状況などから傾向を明らかにしています。

2015/16年末年始は、長期休暇が取りづらい日並びのため、海外旅行は12月29日出発に人気が集中している状況です。パッケージツアーは、欧米よりハワイ、グアム、バリ島などビーチ方面、ベストシーズンを迎える南半球、特にオーストラリアが好調です。HISでは、ハワイ、バリ島、ダナンなど人気のある方面や、通常は直行便のない地方都市発のカンボジア、コタキナバル行きでチャーター便を設定しています。また、燃油サーチャージが下がったものの、円安の影響から比較的滞在費用を抑えられるアジア地域の予約に人気が集まっているとしています。

また、ベストシーズンのオーストラリアは、全日空(ANA)が12月11日に羽田/シドニー線を開設するほか、カンタス航空が8月に羽田/シドニー線、成田/ブリスベン線を就航し、供給座席数も増え、改めて注目されています。英語圏で、時差が1時間の地理的な面、自然や特有の動植物なども人気の理由としています。

国内旅行は、海外の情勢不安、訪日旅行者の急増から改めて国内旅行に注目が向けられつつあり、国内旅行全体で好調に推移している状況です。人気の出発日は12月30日、12月31日に集中し、日並びの関係から近場で短期間の旅行が人気です。定番の沖縄や沖縄離島、九州が上位で、格安航空会社(LCC)を利用するコースが大幅に伸び、特に成田国際空港に専用ターミナルがオープンするなど、国内旅行にLCCが定着しつつあるとしています。

なお、HISでは、2015年12月4日(金)から12月21日(月)まで「初夢フェア」を一カ月前倒し、「先走り初夢フェア」を開催します。これは2016年の旅行は、「年明け予約じゃ遅すぎる!?」として、中国を中心に旧正月のアジア発需要が大きくのび、世界各地で混雑が予想されることから、ハワイ、グアム、ベストシーズンのオーストラリア、円安でも「ちょっと贅沢な旅」を体感できるバリ島などアジアリゾートを中心にセールを開催しています。

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