関西と伊丹、新運営会社の関西エアポートと契約締結 2016年4月に運営開始

関西と伊丹、新運営会社の関西エアポートと契約締結 2016年4月に運営開始

オリックスとヴァンシ・エアポート(VINCI Airports S.A.S.)は関西エアポート株式会社を設立、2015年12月15日付けで関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港を運営する新関西国際空港と運営権実施契約を締結しました。契約期間は2060年3月31日までとなっています。

関西エアポートは、関西地域に基盤を持つオリックスと、ポルトガル、カンボジア、フランス、チリなど世界各地で空港運営実績を持つヴァンシ・エアポートが相互補完的なパートナーシップで設立されました。事業開始時、オリックスとヴァンシ・エアポートはそれぞれ関西エアポートの株式40%を保有し、関西地域を拠点とする企業や金融機関が20%を保有します。

関西エアポートの事業継承と運営開始は2016年4月1日です。それまでの期間、関西エアポートは新関西国際空港、関空、伊丹の両空港の従業員、提携企業、地域コミュニティと密に連絡、情報交換を行うとしています。また、安全とセキュリティを最優先にしつつ、適切な投資、効率的な運営を通じ、国内外から空港利用者のサービスを強化し、両空港の可能性を最大限に引き出すとしています。

なお、関西エアポートは本社が大阪で、代表取締役社長にはオリックスから山谷佳之氏、代表取締役副社長にはヴァンシ・エアポートのエマヌエル・ムノント氏が就任し、共同で経営を行います。

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