ホンダ・エアクラフトは2015年12月23日、HondaJet量産機をノースカロライナ州グリーンズボロで非公表の顧客へ納入しました。アメリカ連邦航空局(FAA)から12月8日に型式証明を取得して以来のマイルストーンとなります。機体記号(レジ)「N420EX」で登録されているパールグリーンにメタリックゴールドのストライプの塗装を胴体、尾翼に施した機体です。
ホンダ・エアクラフトの藤野CEOは、「技術革新を通して、人々のモビリティを発展させるホンダのコミットメントでもある初号機の納入開始に興奮している」とし、「近い将来、世界中の空港で多くのHondaJetを見ることができるよう願います」とコメントしています。
ホンダ・エアクラフトは、グリーンズボロでHondaJetを製造し、北米、南米、ヨーロッパで販売を展開しています。また、顧客サポートは重整備、修理、オーバーホールの機能を備えた世界的なサポート体制を11地域で確立しており、グリーンズボロの拠点とあわせて航空機の運航を支援します。
また、パイロット訓練はグリーンズボロのトレーニングセンターに設置されたレベルDのフライトシミュレータで実施しています。