エンブラエル、2月25日に開発中のE190-E2をロールアウト

エンブラエル、2月25日に開発中のE190-E2をロールアウト

ニュース画像 1枚目:組み立て作業中のE190-E2
© Embraer SA.
組み立て作業中のE190-E2

エンブラエルは2015年12月23日、2016年2月25日に開発を進めているEジェットファミリー第2世代のEジェットE2をロールアウトすると発表しました。エンブラエルの本社のあるサン・ホセ・ドス・カンポスで式典を開催、E190-E2を披露します。

E190-E2は2016年後半に初飛行、2018年に営業飛行を開始します。また、E195-E2、E175-E2は2019年、2020年にそれぞれ営業飛行を予定しています。

エンブラエルでは「E190-E2が初飛行に向け、格納庫を後にする姿を見ることは喜ばしい」とシルバCEOのコメントとあわせ、EジェットE2は航空会社の運航コストを削減し、乗客の快適性を高め、最新の技術を組み込んでいることをアピールしています。エンジンはE190-E2とE195-E2はPW1900G、E175-E2はPW1700Gで、プラット・アンド・ホイットニーのピュアパワー・ギヤード・ターボファンを採用しているほか、フルフライ・バイ・ワイヤや他のシステム改善とあわせ、燃料燃焼、メンテナンスコスト、ノイズを大幅に削減する計画です。

EジェットE2プログラムは、2013年6月に開発を正式に発表し、これまでに確定267機、オプション373機を受注しています。また、Eジェットはすでに50カ国、70社が使用しています。

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