大阪航空局と九州地方整備局は2016年1月6日(水)、福岡空港の回転翼機能を移設、新たなヘリコプター専用施設を整備する事業で、福岡市に「福岡空港回転翼機能移設事業に係る環境影響評価方法書」を提出しました。
この環境影響評価方法書は、事業の環境影響評価の項目、その調査、予測と評価の手法を示したものです。1月6日(水)から2月5日(金)までを縦覧期間とし、この期間内に説明会も開催します。意見書の提出期間は2月19日(金)までとなっています。
新たなヘリコプター専用施設は、福岡県福岡市東区大字奈多字小瀬抜で、雁の巣レクリエーションセンター公園に隣接する敷地です。施設の規模は、面積が約80,000平方メートルで、滑走路が長さ35メートル、幅30メートル、誘導路が長さ140メートル、幅9メートル、エプロンが2万8000平方メートルで、ターミナル施設は格納庫、事務所建屋、管理庁舎、給油施設などを設ける計画です。着工から完了までおよそ2年の工期を見込んでいます。