空自T-4とC-130H、北朝鮮核実験での調査を終了 放射性物質の検出なし

空自T-4とC-130H、北朝鮮核実験での調査を終了 放射性物質の検出なし

防衛省は2016年1月15日(金)、放射能対策連絡会議申合せを踏まえ、放射能特別調査を終了したと発表しました。北朝鮮が主張する「水爆」実験を受け、大気中の放射能じんと希ガス収集を目的に、百里基地のT-4、小牧基地のC-130Hが対応していました。

T-4は放射能じん収集を行うため、西部空域、中部空域、北部空域などを飛行し、ゲルマニウム半導体検出器で測定、C-130は日本周辺空域で高空のキセノンを収集、ガスフロー式比例計数装置でキセノン測定するための活動を行いました。

1月6日の実験を受け、T-4が飛行し、1月14日まで継続して観測活動が行われましたが、収集した大気から人工放射性核種は検出されなかったと原子力規制委員会が発表しています。

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