陸海空3自衛隊は2016年1月19日(火)から2月19日(金)まで、多国間共同訓練「コブラ・ゴールド16」に参加します。開催地はタイで、海賊対処行動、在外邦人等輸送などに係る統合運用能力の維持、向上を目指した訓練です。自衛隊は、2005年からコブラ・ゴールドに参加し、今回で12回目となります。
自衛隊は、約300名規模で参加します。統合幕僚監部は内部部局、情報本部、統合幕僚監部、自衛隊指揮通信システム隊などの20名ほど、航空自衛隊からは航空総隊、航空支援集団、航空教育集団、補給本部の30名ほどと、C-130Hの1機が名参加します。
このほか、陸上自衛隊から陸上幕僚監部、北部方面隊、西部方面隊、中央即応集団、警務隊、中央情報隊、衛生学校の約70名、海上自衛隊からインド海軍が主催する国際観艦式に参加、SH-60Jヘリコプターを搭載する護衛艦「まつゆき(DD-130)」が参加します。
訓練では、海賊対処行動に係る運用要領、多国籍軍司令部との調整要領などの指揮所演習、在外邦人等の在外公館からの引継ぎから、陸上輸送、航空機への搭乗や退避に至る一連の活動要領の在外邦人等輸送訓練、公衆衛生に係る人道支援・災害救援を想定した机上訓練、国際平和協力活動における施設活動の人道・民生支援活動などとなっています。
なお、訓練には日本に加え、アメリカ、タイ、シンガポール、インドネシア、韓国、マレーシア、中国、インドが参加します。