アトラスエア、サザン・エア・ホールディングスを買収 規模を拡大

アトラスエア、サザン・エア・ホールディングスを買収 規模を拡大

アトラスエア・ワールドワイド・ホールディングスは2016年1月19日(火)、サザン・エア・ホールディングスを取得する契約を締結したと発表しました。取得総額は1億1000万ドルです。アメリカ運輸省(DOT)の承認が必要で、手続きは数カ月で完了する予定です。

アトラスエア・ワールドワイド・ホールディングスは傘下にアトラス航空とポーラーエアカーゴの貨物航空会社があり、サザン・エア・ホールディングス傘下のサザン・エアとフロリダウエスト・インターナショナル・エアウェイズが同一グループとなります。この契約内容では、サザン・エアはフローレンスリージョナル空港、フロリダウエストはマイアミ国際空港を拠点に運航を継続するとなっています。

この統合により、両社の航空貨物の顧客はより広範なサービスと、グローバルに展開するネットワークを利用することができ、両社は効率的な機材運用や、より幅広い地点へのネットワークの提供と同時に、収益性を高めることができるとしています。

アトラス航空とポーラーエアカーゴは747-400Fと747-8F、767Fを中心に運航、サザン・エアは777F、737-400F、フロリダウエストは767-300FでDHLやラン・カーゴとACMIやCMI契約による運航を手がけています。

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