全日空(ANA)は、北朝鮮の「地球観測衛星」打ち上げに伴い各国が発出するノータムにあわせ、一部国際線の飛行経路の変更を行うと発表しました。ANAは、運航する国際線の3便で経路を変更し、5分から10分ほどの遅延が発生するとしています。
対象は2016年2月8日(月)から2月25日(木)まで、日本時間で毎日7時30分から12時30分に当該の空路、空域を飛行する便に影響が及びます。ANAではフィリピン付近の一部空域、航空路の飛行制限から、羽田発マニラ着のANA869便、マニラ発成田着のANA820便、ジャカルタ発成田着のANA836便に影響が及ぶとしています。
ANAは2月4日現在、他の国際線、国内線の飛行経路と運航スケジュールは、北朝鮮の「衛星」による変更はないとしています。
■ANA 北朝鮮「地球観測衛星」打ち上げに伴う影響便
ANA869便 羽田 9:35 / マニラ 13:35
ANA820便 マニラ 9:45 / 成田 15:00
ANA836便 ジャカルタ 6:25 / 成田 15:45