防衛省は、嘉手納基地のアメリカ空軍第18航空団(18WG)が、2016年2月7日(日)から2月28日(日)まで、グアム島のアンダーセン空軍基地(AFB)などへ訓練移転すると、1月27日(水)に発表しました。この訓練移転は、本来であれば嘉手納基地で実施する訓練を、グアムへ移転するものです。
参加するのは18WGのF-15C/D 18機程度と空中給油機(KC-135R)2機、早期警戒管制機(E-3C)2機、人員460名程度で、グアム島のアンダーセンAFBとその周辺で、戦闘機戦闘訓練を行います。
訓練移転は2011年1月と11月の日米合同委員会合意に基づくもので、沖縄の基地負担軽減を目的としています。今回で69回目、グアム等海外へは27回目となります。ちなみに訓練移転の期間中はグアムで日米豪の合同演習「コープ・ノース 2016」が開催されており、これへの参加も兼ねていると思われます。