三菱航空機、MRJ量産初号機の顧客領収検査を実施 ANA検査員が立会い

三菱航空機、MRJ量産初号機の顧客領収検査を実施 ANA検査員が立会い

ニュース画像 1枚目:MRJ量産初号機の顧客領収検査、ANAスタッフが立会い
© 三菱航空機
MRJ量産初号機の顧客領収検査、ANAスタッフが立会い

三菱航空機は2016年1月13日(水)、三菱重工飛島工場でMRJ量産初号機で初の顧客領収検査を実施したと発表しました。量産初号機は全日空(ANA)向けで、ANAの領収検査員が立会い、実施されました。

この顧客領収検査は、主翼骨格組立が対象で、検査合格となりました。検査に立会ったANAのスタッフは「とてもキレイな機体で、丁寧に作られている事が分かりました」とコメントしています。

領収検査は、製造工程に検査ポイントが設けられ、胴体、主翼、尾翼などの構造組立状態をはじめ、各部位の結合状態、艤装状態などを引き渡しする顧客立会いのもと、検査が行われています。さらに、機体完成後に地上検査、飛行検査が行われ、正式にMRJの受領となります。

メニューを開く