防衛省は2016年2月8日(月)、中国海軍艦艇の日本近海の太平洋上での動向を発表しました。
2月4日(木)5時頃に海上自衛隊第4航空群所属のP-3Cが、房総半島南東の接続水域の外側で中国海軍ドンディアオ級情報収集艦1隻の南西進を確認、この艦艇は2月8日(月)7時頃、同海域で北東と南西の方角に複数回往復して航行したことを確認しています。
ドンディアオ級情報収集艦「854」で、この艦艇は三宅島と八丈島の間を南西に向け航行したことを確認しました。
このドンディアオ級情報収集艦「854」は、ルフ級駆逐艦1隻、ジャンカイII級フリゲート1隻、フーチン級補給艦1隻とあわせて4隻で、1月27日(水)に対馬海峡を北上、2月2日(火)14時ごろ、青森県竜飛崎を航行し、津軽海峡を東航していたものです。