アメリカ政府、パキスタンへF-16C/D Block 52 8機の輸出を承認

アメリカ政府、パキスタンへF-16C/D Block 52 8機の輸出を承認

ニュース画像 1枚目:パキスタン空軍のF-16C
© Pakistan Air Force
パキスタン空軍のF-16C

アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は、2016年2月12日(金)、国務省がパキスタンへ、F-16C/D Block 52 8機とエンジン、部品、サポートなどを、対外有償軍事援助(FMS)で輸出することを承認したため、この輸出案を議会へ報告しました。

パキスタン政府は、F100-PW-229性能強化型エンジン搭載のF-16C Block 52 2機とF-16D Block 52 6機、統合ヘルメット・マウンテド・キューイング・システム(JHMCS)14基、AN/APG-68(V)9レーダー8基、ALQ-211(V)9先進統合防御電子戦装置(AIDEWS)8基、各種部品、訓練、サポートなどの輸出をアメリカ政府に求めています。機体とエンジン、JHMCSが5億6,468万ドル、その他を合わせて6億9,904万ドルと見積もられています。

パキスタンは南アジアにおけるアメリカの重要な同盟国であり、パキスタン空軍の戦力向上はアメリカの外交政策と一致し、地域の安定に寄与しバランスを変化させることもないとDSCAは評価しています。

パキスタン空軍は1983年以来、F-16A/B/を約60機、C/D Block 52を18機運用しています。

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