ドバイ国際空港で2016年2⽉24⽇(水)、コンコースDの運用を開始し、同空港全体の年間旅客数はこれまでの7,500万人から9,000万⼈に対応能力が高まります。コンコースDのみで1,800万人に対応できます。
ドバイ空港会⻑、ドバイ⺠間航空局局⻑、エミレーツ・グループ会⻑兼CEOのシェイク・アハメッド・ビン・サイード・アルマクトゥーム殿下が式典に出席し、「コンコースDは、歩く距離を短くし、座席エリアはより快適に、ラウンジの選択肢を増やし、ワールドクラスのリテールと料飲を提供する旅客とパートナー航空会社を中⼼に据えて設計されている」と説明しています。また、同氏は⾼まる需要の対応に必要なキャパシティを提供するため、引き続き投資を続けるとも述べています。
コンコースDの初便は、ブリティッシュ・エアウェイズの747-400、機体記号(レジ)「G-CIVP」で運航されたBA105便でした。コンコースDの供用開始までに集中的な試験が行われ、2⽉初めには2,000⼈の⼀般⼈が参加した運⽤テストが行われています。初⽇の2⽉24⽇は、ブリティッシュ・エアウェイズとロイヤル・ヨルダン航空の2社がコンコースDを使用し、今後数週間で段階的に他社も運⽤を開始します。
コンコースDは、300名が乗車できる空港専⽤列⾞で、ターミナル1と結ばれています。旅客ビル内には、セレブリティ・シェフの1人、ウォルフガング・パックによる「ザ・キッチン」をはじめ、ドバイや中東地域で初となる店舗が集められています。また、ジラフ、スターバックス、KFC、クリスピー・クリーム、マクドナルド、ブリオッシュ・ドーレ、ザ・ヌードル・ハウスなどの店舗も揃います。
また、エプロンは、21スポットがあり、そのうち4つはA380と747に対応しており、旅客数1,800万⼈に対応する11スポットも設けられています。