エアセル、777X向けエンジン・エキゾーストシステムの製造に着手

エアセル、777X向けエンジン・エキゾーストシステムの製造に着手

ニュース画像 1枚目:ルアーブル工場でのチタン板のレーザー切断
© Aircelle
ルアーブル工場でのチタン板のレーザー切断

サフラン・グループのエアセル(Aircelle)は2016年3月22日(火)、ボーイングが開発する777X向けチタン・エンジン・エキゾーストシステムの製造を開始したと発表しました。

このエキゾーストシステムは、777Xに搭載されるGE9Xエンジン2基に使用されるもので、熱耐性を高め、騒音低減にも効果をもたらします。ボーイングとエンジンを供給するGEと共に、エンジン開発プログラムの一部として設計、製造が進められています。

エアセルは、ボーイングに納入する777Xの主要部品で今回初めて、製造に着手したもので、作業はルアーブル工場でのチタン板のレーザー切断でした。この製造着手とあわせ、排気システムの最終設計審査(CDR)が行われ、ボーイングも製造に同意しています。

エアセルは、製造とCDRの終了という2つの主要なマイルストーンは、スケジュール通りに実現されたとして、777Xプログラムの性能を確保することができると、その研究開発や投資のコミットメントを強調しました。

メニューを開く