エアバスは2016年3月28日、A350-900の最大離陸重量(MTOW)を増やした派生系を開発し、航続距離を延長すると発表しました。A350 MTOWは2020年に市場に提供する計画です。
航続距離の増加はエアバスが空力を改善、強化し、ロールス・ロイスのトレントXWBエンジンの改良を組み合わせ、消費燃料を2%削減します。この改良とあわせ、MTOWを280トンに増加するオプションを機能を追加し、満席状態で運航する場合に航続距離は8,100海里、およそ15,000キロメートルを飛行できます。
これにより、現在引き渡しされているA350-900の初期型と比べ500海里、926キロ長い航続距離を飛行することができるようになります。