2011年12月1日から、エアアジアを利用してマレーシアに国際線フライトを利用する場合、施設使用料が値上げされています。料金はクアラルンプールのLCCターミナル、コタキナバル国際空港がこれまでの25リンギット(約621円)から32リンギット(約795円)、ランカウイ、ペナン、クチンが51リンギット(約1267円)から65リンギット(約1615円)になりました。
エアアジアでは料金は空港に代行して収受しているのみ、とコメント。さらに、この値上げはサービスの向上につながる必要があるとしています。例えば、チェックインカウンターが広くなる、空港セキュリティの向上、トイレや空港内の施設が清潔に保たれる、などをあげています。
なお、エアアジアはランカウイ、ペナン、クチンの65リンギットは同社がこれらの空港に運航する国際線運賃のおよそ半額に相当することから、旅客が減るとコメントしています。
なお、マレーシア国内の空港を運営するマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)はこれまでも数度に渡り値上げを試みていましたが、政府から引き止められ、このほど承認を受けて値上げを実施しました。