ジャムコ、宮崎で航空機用シート製造工場を稼働 プレミアムシートを製造

ジャムコ、宮崎で航空機用シート製造工場を稼働 プレミアムシートを製造

ニュース画像 1枚目:宮崎ジャムコ 第二工場外観
© JAMCO Corporation
宮崎ジャムコ 第二工場外観

ジャムコは2016年3月25日(金)、連結子会社の宮崎ジャムコ第二工場のオープニングセレモニーを挙行しました。ジャムコは2014年4月、航空機シート事業に本格参入し、ファースト、ビジネスに搭載するプレミアムシートの開発、設計、製造を手がけています。宮崎第二工場は、シートの主要部品でバックシェルや液晶モニターやテーブルなどを装備する座面を取り囲むコンソールの量産組み立てを手がけます。

工場内は、生産性の向上を目ざし生産管理のIT化、部品や工具を運ぶ無人搬送車が導入されています。さらにメカニックの負荷軽減を目的に、電動リフター付き作業用ステージ、疲労軽減マットなど新型生産設備を導入しています。

なお、セレモニーには河野宮崎県知事、戸敷宮崎市長に加え、機体メーカーや国内外の航空会社、取引先、工業団地の立地企業など総勢約100名を迎え、開催されました。宮崎県のシンボルキャラクターのゆるキャラ「みやざき犬」も今後の発展を記念し、式典に参加しました。

ジャムコはA350 XWBのプレミアム・シートのサプライヤーに認定されており、TAM航空、シンガポール航空に納入されています。

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