海上自衛隊、 護衛艦「いせ」をインドネシアに派遣 「コモド2016」に参加

海上自衛隊、 護衛艦「いせ」をインドネシアに派遣 「コモド2016」に参加

ニュース画像 1枚目:護衛艦 いせ(DDH-182)
© 海上自衛隊
護衛艦 いせ(DDH-182)

防衛省統合幕僚監部は2016年4月5日(火)、インドネシア海軍主催の多国間共同訓練「コモド2016」とインドネシア海軍の国際観艦式に海上自衛隊が参加するとを発表しました。海上自衛隊は参加に伴い護衛艦「いせ(DDH-182)」を現地へ派遣しています。

海上自衛隊が参加する多国間共同訓練「コモド2016」は2016年4月12日(火)から4月16日(土)まで、国際観艦式は4月12日(火)にそれぞれ開催され、いずれもインドネシアのパダン周辺海空域で実施されます。海上自衛隊はこれらの訓練への参加で、各種技量の向上と参加国との相互理解・友好親善の増進、信頼関係の強化を図るとしています。

派遣されている護衛艦「いせ(DDH-182)」は、ヘリコプター搭載を目的としたひゅうが型護衛艦の2番艦で、SH-60J/KやMCH-101などを最大11機艦載することができます。派遣部隊は護衛艦と合わせ、約360名の人員で構成されています。

海上自衛隊は護衛艦「いせ」の派遣について、アメリカ海軍が中国の人工島周辺で艦艇を航行させる「航行の自由作戦」とは関係ないとしていますが、外洋練習航海でフィリピン・スービックに寄港している潜水艦「おやしお(TSS-3608)」と合わせ、中国に対して牽制する狙いがあるともいわれています。

期日: 2016/04/12 〜 2016/04/16
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