ユナイテッド航空が90周年、ヴァーニー・エアラインズのエアメールから

ユナイテッド航空は2016年4月6日(水)、同社90周年を迎えました。ヴァーニー・エアラインズとしてワシントン州パスコからアイダホ州ボイシへ複葉機スワローがエアメールを輸送し、これ以来、現在までに40億人の旅客を輸送してきました。

ユナイテッド航空には84,000人超のスタッフが勤務し、その卓越したチームワーク、情熱、会社への貢献と、これまで利用した顧客に向け、同社のオスカー・ムニョスCEOが感謝の意を表明しました。

また、ユナイテッド航空は90年の歴史を振り返り、航空業界で技術革新の最前線に立ってきたことを紹介しています。例えば、1936年に商業航空会社として初めて機内食工場を設立し、提供した初の機内食はフライドチキンとスクランブルエッグの2種類のメニューから選択でした。また、プログレッシブ・メンテナンス制度を初めて採用し、航空機の整備で劇的に効率性を向上させたほか、1960年代にボーイング707の機内ラウンジでテレビの生放送の導入、777や787はユナイテッド航空がアメリカの航空会社でのローンチカスタマーとなりました。

ちなみに、ヴァーニー・エアラインズはユナイテッド航空の歴史を作る礎の航空会社の1つで、ウォルター・T・ヴァーニーが設立した企業です。また、先頃ユナイテッドと合併した旧コンチネンタル航空は、ヴァーニーが1934年に設立したヴァーニー・スピード・ラインズにさかのぼることができ、歴史のあやを感じさせるエピソードを紹介しています。

現在のユナイテッド航空は、ユナイテッド・エクスプレス運航便を含め6大陸、342空港に1日平均でおよそ5,000便近くを運航しています。2015年は、旅客数140万人を約200万便で輸送しました。