自衛隊75機、海保11機、警察庁11機、消防庁18機の航空機で災害対応

自衛隊75機、海保11機、警察庁11機、消防庁18機の航空機で災害対応

平成28年熊本地震で2016年4月17日(日)、熊本県での活動では自衛隊2万名、消防2,000名、警察が熊本県と県外をあわせ4,100名で、対応しています。警察はヘリコプター8機、海上保安庁から4機、さらに全国から集結したD-MATチームが活動しています。

4月16日(土)、厚生労働省から防衛省に輸送支援要請があり、C-1の2機、C-130の1機が夕方から夜にかけて入間、千歳、松島基地から熊本空港と築城基地に医師、調整員など約100名のD-MATチームを輸送しています。

熊本と大分での活動で、海上保安庁はこれまで固定翼2機と回転翼9機、巡視船艇82隻、警察庁がヘリ11機、消防庁がヘリ18機、自衛隊がヘリ65機と固定翼10機、艦艇10隻、厚生労働省がドクターヘリ7機が投入されています。また、国土交通省の地方整備局のヘリコプターがはるかぜ、愛らんどに加え、ほくりく号の3機投入されているほか、国土地理院のUAVで緊急撮影が行われています。

また、災害対応を広域的に実施するため、空港の24時間化を熊本空港が4月24日7時30分まで、大分空港が4月19日7時30分まで延長、さらに長崎空港でも16日と17日に24時間利用にするなど柔軟な運用を行っています。

■自衛隊の航空機活動
<陸自>
UH-60 13機
UH-1 14機
OH-6 3機
OH-1 9機
AH-1 6機
CH−47 5機
<海自>
UH-60J、SH-60J/K:大村航空基地で待機中
SH-60J/K:鹿屋航空基地で待機、5機
OP-3C、MCH-101、MH-53E:岩国で待機
P-3C、UH-60J、SH-60J/K:鹿屋航空基地で待機
<空自>
RF-4 2機 (偵察、被害情報収集)
UH-60 2機 (人員輸送)
C-1、入間2機、C-130、第1航空輸送隊2機 (D-MAT輸送)
UH-60J 2機 (孤立者支援)
C-130、C-1、KC-767、CH47など地上待機

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