普天間基地配備の第265海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM-265)のMV-22Bは2016年4月18日(月)、熊本地震の救援活動で空輸支援を行いました。VMM-265所属でMV-22Bパイロットのグレイ・ギッシュ大尉は、「多くの物資輸送で、今、支援を必要とする人々の手助けとなるでしょう」とコメントしています。
VMM-265は、支援活動のため普天間から岩国航空基地に移動しており、4月18日は高遊原分屯地(熊本空港)へ飛来し、水や毛布、洗面用品などの物資を積み込み、南阿蘇村役場に隣接する白水運動公園に着陸しました。およそ20トンの物資を輸送しました。
なお、アメリカ海兵隊のMV-22Bはアジア太平洋地域で災害支援、復興活動に従事していますが、日本での災害支援に使用されるのはこれが初めてです。
日本と米国の間で長年の同盟は、日本自衛隊と民間の救援活動に米軍の日本の急速な、統合サポートに不可欠な役割を果たしました。VMM-265はCH-46Eから機材と機種を更新しており、MV-22はCH-46と比べ3倍の搭載量となっているほか、速度は2倍速く、航続距離は6倍となっています。