空自向けF-35A初号機「AX-1」、9月26日にロールアウトか

空自向けF-35A初号機「AX-1」、9月26日にロールアウトか

ニュース画像 1枚目:F-35AライトニングII、画像はアメリカ空軍
© U.S. AIR FORCE
F-35AライトニングII、画像はアメリカ空軍

航空自衛隊向けのF-35AライトニングII初号機「AX-1」が、2016年9月26日にロールアウトする予定です。IHS Jane'sが2016年4月25日付けで報じています。記事によると、製造工程は順調に進んでいるとしています。

「AX-1」は2015年12月にノースロップ・グラマンが中央胴体を生産し、デリバリーしていました。航空自衛隊は42機のF-35Aを導入する予定で、AX-1からAX-4までの最初の4機は、ロッキード・マーティンのテキサス州フォートワース工場で最終組み立てされ、AX-5以降は愛知県小牧市の最終組み立て検査(FACO)施設で最終組み立てされます。

空自はアリゾナ州ルーク空軍基地(AFB)のアメリカ空軍F-35アカデミック・トレーニング・センター(ATC)で訓練を実施する計画で、F-35の最初の配備先は三沢基地と予定しています。

また、製造面でもノースロップ・グラマンは、三菱重工が小牧南工場に新設したF-35最終組立検査(FACO : Final Assembly and Checkout )施設で最初に組み立てられるF-35A「AX-5」の中央部胴体を完成させており、航空自衛隊向けのF-35A 5号機となる予定です。

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