モスクワの赤の広場で2016年5月9日(日)、戦勝71周年記念の軍事パレードが開催され、ロシア空軍の航空機もモスクワ上空を展示飛行しました。この軍事パレードは、ナチス・ドイツに勝利したことを記憶するパレードで、2016年は71周年を記念し、71機の航空機が参加しました。
ロシア陸軍などのパレードとあわせ、 Tu-95、Tu-22M-3、Tu-160、Su-34などに加え、 Il-76やAn-124などの輸送機も参加しました。ロシアンナイツのSu-27、MiG-29SMTの戦闘機やMi-28N、Mi-35、Ka-52など戦闘ヘリコプターも参加しています。
これを前に、5月8日(土)にはロシアで最大の空軍中央博物館「モニノ空軍博物館」がオープンデーを開催しました。同博物館は6万点以上のコレクションを誇り、オープンデーではTu-144、Tu-114、Yak-40、Yak-30、Mi-24Aなどに加え、Po-2、R-5、Yak-9、Pe-2、Tu-2など200機超が展示されました。
なお、ロシア・トゥデイはYoutubeでこのパレードの様子を公開しています。
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