アメリカ運輸省、ハバナ線を除くキューバ路線を認可 6社で計21路線

アメリカ運輸省、ハバナ線を除くキューバ路線を認可 6社で計21路線

アメリカ運輸省(US DOT)は2016年6月10日(金)、アメリカ航空各社から申請を受けていたキューバ路線の一部について、認可しました。今回の認可はハバナ線を除く路線が対象で、就航は2016年秋からです。承認した6社はアメリカン航空、フロンティア航空、ジェットブルー、サウスウェスト航空、サンカントリー・エアラインズ、シルバー・エアウェイズ、計21路線です。

このうち、アメリカン航空はマイアミ発着でサンタクララ、オルギン、マタンサス(バラデロ)線が1日2往復便、マイアミ発着のカマグエイ、シエンフエーゴスがデイリー運航で、機材は144席のA319、または160席の737-800を使用します。

フロンティア航空、シカゴ・オヘア/サンティアゴ・デ・クーバ線のデイリー運航、シカゴ・オヘア/マタンサス線を土曜日の週1便を運航します。また、フィラデルフィア発着のカマグエイ線を週4便、サンタクララ線を週3便、マタンサス線を週1便で運航でき、180席または186席のA320を使用します。

ジェットブルーは、フォートローダーデール発着でカマグエイ、オルギン、サンタクララ線でデイリー運航の権利が与えられています。同社は162席のA320を使用します。

サウスウェスト航空はフォートローダーデール発着のバラデロ線を1日2往復便、サンタクララ線をデイリー運航で、機材は142席の737-700です。

なお、サンカントリーはミネアポリス発着のサンタクララ線とマタンサス線をそれぞれ週1便、機材は737で運航します。

シルバー・エアウェイズはフォートローダーデール発着でカマグエイ、カヨココ、カヨラルゴデルスル、シエンフエゴス、オルギン、マンサニヨ、サンタクララ、サンティアゴ・デ・クーバ、マタンサス線と9地点に就航が可能で、34席のサーブ340Bを使用します。

US DOTはハバナ線については、2016年夏の後半に認可を発表する予定としています。

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