パリ発カイロ着MS804便のA320-200、機体記号(レジ)「SU-GCC」が2016年5月19日、地中海に墜落し、各国が捜索協力している件で、この一部が見つかりました。エジプト民間航空省が画像で確認したと発表していますが、どの部分かは不明です。
マレーシア航空のインド洋墜落でも捜索に携わる調査船「ジョン・レスブリッジ」などが約3,000メートルの海底で撮影し、機体残骸を複数の場所で撮影したとみられています。これまでは、海底に沈む機体から発信された信号をとらえていましたが、この信号も6月末までには発信が切れることから、それ以前の機体発見が期待されていました。
今後、この機体残骸の引き上げ方法などを検討、フライトレコーダーやボイスレコーダーから事故原因の究明につなげていきます。