アメリカ空軍は2016年7月15日(金)、次期エアフォース・ワンの購入プログラムで1月の締結に続き、ボーイングと改修契約を締結したと発表しました。1月はリスク低減活動の契約を締結したもので、今回の契約は747-8インターコンチネンタルを購入し、大統領専用機として適切な設計、改修、試験を行う契約です。
アメリカ空軍はエアフォース・ワンの導入に向け、プログラム全体のリスクとライフサイクルコストをコントロールする最初のプロセスで、詳細要件、製造開発プログラム、ライフサイクルコストを抑える手法など、意思決定をサポートするために必要な設計上の定義を行います。
アメリカ空軍は、ライフサイクルコストを抑える情報などを得て、意思決定するにあたって必要な設計上のトレードオフを定義し、こうした情報を基に詳細な要件、製造開発プログラムを決定していきます。また、これらの個別の契約を締結し、プログラム全体としてリスク低減につなげます。
アメリカ空軍は2024年に現在の大統領専用機VC-25Aを更新する予定です。