ボーイング、737 MAXの急上昇、急旋回の動画をリリース 【動画】

ボーイングは2016年7月26日(火)、アメリカ・ウィスコンシン州、オシュコシュのウィットマンリージョナル空港で開催されている「EAAエアベンチャー 2016」にあわせ、737 MAXの飛行実証ビデオを公開しました。この動画はMAXのハンドリング特性、短距離離陸能力、高いバンキングターンを強調した内容です。787の動画と同じく、急上昇、急旋回など737 MAXの機動性の高さが確認できます。

ビデオはモーゼスレイクで飛行した様子を撮影したもので、2016年7月初めにファーンボロー・エアショーで披露される展示飛行の訓練風景を収めたものです。この737 MAXはマイク・ブライアンさん、グレッグ・マッキャンさん、クリス・ドッブさんのボーイングのテストパイロット3名が操縦しています。

737 MAXは、単通路機の市場で最も良い効率、信頼性、乗客の快適性を提供することをめざし開発されており、CFMインターナショナルのLEAP-1Bエンジンを搭載、外観では最新のウイングレットを装備しているほか、現行の737から胴体の改良など、多くの改良が行われています。

ボーイングは、737 MAXは競合社と比べ座席あたり8％減の運航コストになるとしており、68社、3,266機を受注しています。