横田基地、日米共同統合演習でC-130、C-17、UH-1などで訓練

横田基地、日米共同統合演習でC-130、C-17、UH-1などで訓練

ニュース画像 1枚目:C-130H、横田基地での訓練
© U.S. Air Force / Yasuo Osakabe
C-130H、横田基地での訓練

陸海空の3自衛隊とアメリカ軍による実動演習「平成28年度日米共同統合演習 Keen Sword17/28FTX」が2016年10月30日(日)から11月11日(金)まで実施されます。

共同統合演習は、武力攻撃事態、武力攻撃予測事態における島嶼防衛を含む自衛隊の統合運用要領とアメリカ軍との共同対処要領、重要影響事態での対応措置要領を演練し、その能力の維持・向上を図る目的で実施するものです。

このうち、横田基地では空挺降投下訓練、統合後方補給の輸送訓練、航空救難と航空機を使用した訓練に加え、共同基地警備、通信訓練が実施されます。

空挺降投下訓練は10月31日(月)から11月1日(火)、11月7日(月)から11月9日(水)の実施に加え、予備日は11月10日(木)です。展開部隊は中央即応集団、陸上自衛隊第1空挺団で、事前教育も実施されます。期間中はC-130輸送機2機と車両が使用されます。

統合後方補給は11月5日(土)で、予備日は11月6日(日)で千歳の第3高射群第10高射隊が展開し、アメリカ軍のC-17輸送機1機が使用される予定です。航空救難訓練は11月7日(月)から11月10日(木)で、このうち11月8日(火)と11月9日(水)は17時15分から20時15分まで夜間飛行を予定しています。小松救難隊が展開し、アメリカ軍からはUH-1が1機、使用される予定です。

なお、演習全体で陸海空の3自衛隊とアメリカ陸海空軍と海兵隊が参加、自衛隊からは人員約25,000名、艦艇等約20隻、航空機約260機が、アメリカ軍からは人員約11,000名が参加します。演習の日本の周辺海空域や自衛隊基地、在日米軍基地、グアム、北マリアナ諸島とその周辺海空域などです。

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