テレビ朝日、8月14日「ザ・スクープスペシャル」で緑十字機の飛行を紹介

テレビ朝日、8月14日「ザ・スクープスペシャル」で緑十字機の飛行を紹介

テレビ朝日系列の全国の放送局で不定期に放送されている報道ドキュメンタリー番組「ザ・スクープスペシャル」では、2016年8月14日(日)の放送で終戦企画「緑十字機 決死の飛行 〜誰も知らない空白の7日間〜」と題し、1945年の太平洋戦争終結時に運航された一式陸上輸送機「緑十字機」、三菱G4M-1について取り上げます。

「緑十字機」は、日本政府が1945年8月14日にポツダム宣言を受託することをアメリカに通知した後、日本の正式な降伏に向けた打ち合わせなどを行うため、一時的にマニラに駐在していた連合国最高司令部に日本の使者を派遣するようアメリカが要請、これを受け、マニラまでの経由地である伊江島まで運航された一式陸上輸送機です。

「緑十字機」は2機で1945年8月19日に木更津飛行場を離陸し、同日中にアメリカ軍の統治下にあった伊江島飛行場、現在の伊江島補助飛行場に到着、日本政府の使節団はアメリカの輸送機に乗り換えてマニラで降伏に関する協議を行いました。「緑十字機」の1機は8月20日に、木更津へ戻るべく復路として伊江島飛行場から離陸、飛行中に燃料不足であることが発覚した同機は静岡の鮫島海岸に不時着しました。使節団の人員に大きな被害はなく、浜松飛行場から別の航空機で東京へ戻りました。

2016年8月14日(日)の「ザ・スクープスペシャル」では、なぜ不時着のハプニングが起こったかなど、終戦から使節団の帰還に至る「空白の7日間」に迫る内容で放送されます。なお、テレビ朝日では、8月7日(日)の「テレメンタリー」でも「緑十字機」に関するドキュメンタリー番組を放送しています。

「緑十字機」について取り上げる「ザ・スクープスペシャル」は、2016年8月14日(日)の13時55分から15時20分まで放送されます。詳しくは、テレビ朝日のウェブサイトを参照ください。

期日: 2016/08/14
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