防衛省陸上幕僚監部は2016年9月6日(火)から9月23日(金)までの期間、アメリカ・ワシントン州のヤキマに所在するヤキマ演習場などで、陸上自衛隊とアメリカ陸軍による実動訓練「ライジング・サンダー」を開催すると発表しました。
訓練は、 効果的な訓練施設などを有するアメリカに陸上自衛隊の部隊を派遣し、機動と火力を連携した諸職種協同要領や日米による相互連携要領を演練し、戦闘団等の総合戦闘力発揮のための能力向上を図る目的で実施されます。
陸上自衛隊からは、鹿児島県霧島市の国分駐屯地に拠点を置く第8師団第12普通科連隊を基幹とした人員約300名が参加し、UH-60JAなどの多用途ヘリコプターのほか、10式戦車、87式偵察警戒車、89式5.56ミリ小銃、120ミリ迫撃砲、155ミリ榴弾砲FH-70などが使用される予定です。
アメリカ陸軍からはワシントン州ルイス・マッコード統合基地に駐屯する第2-2ストライカー旅団戦闘団の第2-1歩兵大隊を基幹とした人員230名が参加し、UH-60やAH-64などのヘリコプターのほか、56ミリ小銃、ストライカー装甲車、155ミリ榴弾砲M777などの装備が使用される予定です。