エアバス・ヘリコプターズは2016年8月24日(水)、南北アメリカで初のH175を引き渡したと発表しました。メキシコを拠点に、ビジネスジェットやヘリコプターを運航するTransportes Aéreos Pegaso(ペガソ)向けで、同社はH175をメキシコ湾を中心にエネルギー業界向けの輸送事業に使用します。
エアバス・ヘリコプターズはH175の2機目を2017年中に引き渡す予定で、ペガソは輸送事業に加え、メキシコ湾で行われている地震探査活動の支援目的でも使用します。
同社のヘリコプター事業は、すでに30機超のエアバス・ヘリコプター機を運航しており、H145、H135を主力に、H130、H155を保有しています。また、ペガソはH145を追加で10機、発注契約を締結し、事業拡大を計画しています。
H175は現在、世界でも過酷な運航環境とされる北海の石油、ガス産業向けの輸送事業で仕様されるなど、世界で活躍しています。