宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2016年8月31日(水)、北海道の大樹航空宇宙実験場を臨時休業すると発表しました。台風10号に伴う大樹町内の断水に伴う措置です。
JAXAは多目的航空公園内の所有施設を「大樹航空宇実験場」として、大気球実験を行っているほか、9月からはヘリコプターによる高空落下試験、無人機搭載SARのリピートパスインターフェロメトリMTIの研究、小型無人機の安全性・運用性向上技術の研究、SAVERHシステムの飛行評価試験などを予定しています。
大樹町では道道622号の決壊による通行止めがあるほか、水道管の一部が流され、大樹町内全域で断水となり、復旧作業が行われています。
JAXAでは、業務再開時には改めて発表するとしています。