サフラン、787の500機目の着陸装置を完成 シアトル最終組立ラインに出荷

サフラン、787の500機目の着陸装置を完成 シアトル最終組立ラインに出荷

ニュース画像 1枚目:サフラン・ランディング・システムズのランディング・ギア
© Safran Landing Systems
サフラン・ランディング・システムズのランディング・ギア

サフラン・グループのサフラン・ランディング・システムズは2016年9月12日(月)、787ドリームライナー向け500セット目の着陸装置を完成したと発表しました。前脚1本(ノーズギア)と主脚2本(メインギア)のセットで、カナダ・オンタリオ州エイジャックスの工場で製造されました。

サフラン・ランディング・システムズは、2006年にボーイングと契約を締結し、ランディングギアの設計、開発、テスト、認証、製造、サポートなどを手がけています。サフランは787向けランディングギアで、腐食の低減や疲労に対する高い耐性を提供するため、技術革新をつぎ込んでいるといい、このマイルストーンをその研究、技術の証だとコメントしています。

サフランは787プログラムの生産で、カナダ、アメリカ、中国、フランス、メキシコ、イギリスの各国の施設で展開しており、同社のエバレット施設に納入し、ボーイングの最終組立ラインのあるエバレットとチャールストンに納入しています。787の500機目に装備されるランディングギア・セットは、シアトルの最終組立ラインに出荷されます。

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