レッドブルエアレーサーのハンネス・アルヒ選手、ヘリ墜落事故で急逝

レッドブルエアレーサーのハンネス・アルヒ選手、ヘリ墜落事故で急逝

2016年9月8日(木)、レッドブル・エアレーサーの一人でオーストリアのアクロバティクス ・パイロットのハンネス・アルヒ選手がヘリコプターの墜落事故により亡くなりました。レッドブルはアルヒ選手の急逝を受けて「ご冥福をお祈りします」とのコメントを発表しています。

事故は9月8日(木)の夜に発生したもので、オーストリア南部のエウベルフェルダー・ヒュッテを離陸してザルツブルグ空港へ向かっていたロビンソンR66、機体番号(レジ)「OE-XHA」が離陸地点近くの山腹に墜落、機体を操縦していたハンネス・アルヒ選手は死亡し、同乗者1名が重傷を負いました。飛行は21時過ぎの夜間でしたが天候は悪くなく、事後原因の特定が進められています。

ハンネス・アルヒ選手は、直近の9月3日(土)と9月4日(日)に開催されたレッドブル・エアレース・ラウジッツ戦にも出場、大会終了時点で2016年シーズンの総合順位は3位でした。アルヒ選手は2007年の初出場以来は毎年エアレースに参加、2008年に総合優勝を果たし、以降は必ず総合3位以上に入る強豪選手でした。2015年、2016年には千葉大会出場のため競技使用機のジブコ Edge 540 V3「N540HA」とともに来日しています。

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