イルクート、開発中のYak-152練習機で初飛行 幅広い訓練に対応

イルクート、開発中のYak-152練習機で初飛行 幅広い訓練に対応

ニュース画像 1枚目:Yak-152練習機
© IRKUT CORPORATION
Yak-152練習機

ロシアのイルクート・コーポレーションは2016年9月29日(木)、Yak-152練習機の初飛行が成功裡に終了したと発表しました。この飛行は、イルクーツク・アビエーション・プラントで行われました。

テストパイロットは、ヤコブレフ設計局のヴァシリー・セバスチャノフ(Vasily Sevastyanov)氏でした。操縦したセバスチャノフ機長は、予定されていた飛行任務は完全に達成し、機体性能も良好だったとコメントしています。

Yak-152練習機は、イルクート・コーポレーション傘下のヤコブレフ設計局が設計を手がけたもので、初期のパイロット・トレーニングを目的とし、計器飛行、着陸など、各種機器の使用方法の習得、緊急時の対応を取得するなど、単純なものから複雑なものまで幅広い操縦技術の習得から曲技飛行、編隊飛行まで幅広い訓練を行います。

このため、イルクートでは民間から軍用の若いパイロットの訓練での使用や、曲技飛行のパイロットたちに提供するとしています。この練習機の製造は、引き続きイルクーツク航空工場で手がけられます。

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