エンブラエルは2016年10月12日(水)、ロシアの州際航空委員会(IAC)からE170とE175の型式証明を取得したと発表しました。これにより、この2機種がロシアの航空会社へ導入されるための準備が整います。E190とE195は、すでに型式証明を取得しており、サラトフ・エアラインズがE195を運航しています。
エンブラエルは今回型式証明を取得したE170とE175は、世界中で数多く使用されている2機種で、30席から130席クラスの機材はロシアで平均20年超となっており、機種更新の需要が見込まれるとし、近くロシアでもこの機材が導入されるだろうとしています。
Eジェットはロシアの近隣国ですでに導入されており、ポーランド、フィンランド、ブルガリア、モルドバ共和国、CIS諸国ではカザフスタン、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ウクライナで運航されています。